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2012年2月10日 (金)

発掘調査報告会

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一月の初詣ツーリングの時に見かけたいわき市薄磯地区の見慣れぬ光景。

「いったい何だろうね、あれ」

「看板があるよ、えーと 発掘調査中だって。」

「なんの発掘かね」

「それにしてもずいぶん高いところに穴があるよね。」

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いまいち要領を得ないまま通過した遺跡でしたが、その「発掘説明会」が先週あったので

夫婦で参加してきました。

正式名称は‘餓鬼堂横穴群’。

なんだかカワイクナイ名前のお墓の集合体で、今から約1300年~1400年前のお墓です。

平成17年から発掘調査が継続してますが、鉄製の武具、馬具、工具、勾玉、ガラス製小玉

などが出土しました。

さて写真は今年度5基の調査中の様子であり、横穴の形状が家型で赤色顔料で

装飾されており、銅製の鏡、腕輪、勾玉、琥珀製の棗玉(なつめだま)が発見されました。

横穴には排水溝や掘った時のノミのあと、入り口を塞いだ時の石、葬られた遺体を

安置する台や人骨が確認されました。

なぜか手塚治虫さんの‘火の鳥’を連想したりして。

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出土品や写真を前に調査員が説明してくれましたよ。

会場では知り合いに遭遇したりして・・・・・

なんと天気のいい日には発掘調査の手伝いをしているとのこと。

好きなんですね~ こういうのが。

会場は熱気を感じますが年齢層は高いですね。

私たちが若い方でした。

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コメント

埼玉には、吉見百穴という有名なのがありますが…
一昨年、初めて見にいきまして、感動してしまいました。
是非、機会がありましたらご覧下さい。
中まで入れます。お墓なので、いい気分ではありませんが(笑)。

この薄磯地区は津波で壊滅した場所です。
横穴の画像から回れ右すると家の土台が延々と続いています。
下から横穴の位置までかなり高いですが左のように樹木が繁っていたそうですので
横から平行に移動はできたのですね。
いずれにしても人生は一瞬ということで・・・。

もしかすると当時の海抜は横穴近くだったのかもしれませんね。
発掘する根性はありませんが見るのは好きです。
「餓鬼堂」という名前からは民俗学的な伝承を感じてそちらもそそられますなあ。

ききょうやさん
津波で壊滅した町と古墳時代の横穴が奇妙に同居しており不思議な感覚でした。
調査が終わったら埋め戻されるそうですが、なんだか勿体ないですね。
観光に利用できないものかと考えてしまいます。

さてこの横穴群、巨大津波を何度見てきたのでしょう?

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