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2011年2月 6日 (日)

大沢の手掘り隧道と瀬峯古道

福島県いわき市にある泉城址の周囲を散策した。

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現在はいわき市泉公民館、いわきコンピュータ・カレッジの敷地になっている。

江戸時代に書かれた「泉城俯瞰図」を見ると堀がぐるりと囲んでいるが

戊辰の役で落城し痕跡はほとんど残っていない。

聞かされなければ陣屋跡とわかる人は少ないだろう。

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近くには泉神社や、泉城から移築された立派な門を備えた民家があるというが

まだ見てはいない。

次回の楽しみにとっておく。

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泉城の土塁跡が今でも残っている泉西公園

ペガサスの前輪から向こうのうず高い場所が土塁跡だ。

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泉城址から古そうな道を新田峠に向かうとこんなのがあった。

史跡 泉藩本多家墓所入口とある。

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歴代の泉藩主は二万石の譜代大名として、若年寄や寺社奉行を務めた家柄。

藩校「汲深館」は明治八年に泉小学校として受け継がれた。

もっとゆっくり見たかったが、時間がないので今日はパス。

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新田山散策の後に訪ねた大沢の手掘り隧道

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隧道の上部  昔の道があるというが

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よくも人力で掘ったなと感心するトンネルだ。

手前から出口に向かって片傾斜になっている。

地下水が滲みて滴が時折落ちてくるこの隧道は動物の腸の内部のようにも見える。

夜は絶対来たくないし、実際「出る」という噂があるという。

以前、地元紙で読んだが昭和12年常磐炭鉱が華やかな頃完成したらしい。

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楽しいお一人さまポタリングはまだ続く。

この後は川沿いに数キロ北上し、やはりいにしえの道‘瀬峯古道’をめざす。

県道240号線(釜戸・小名浜線)を走るとほぼ並行して釜戸川が流れている。

その釜戸川にぴったりと寄り添うようにはしるのがこの道だ。

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振り返って撮る。延々と続く川沿いの道。

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もっと走ると釜戸川にかかる橋があらわれ白いガードレールが張り付くように

川沿いに伸びている場所があった。

廃道・旧街道に詳しい方によるとここが瀬峯古道の出口であるらしい。

御斎所街道の遠野町原前バス停から田場坂にいたる区間は現在の道とは違い

山の中をとおり古代からの道があったそうだ。

バイロンネルソンカントリークラブの北をかすめていく今は通る人がいない数キロの道。

瀬峯古道について詳しい方のHPです。

http://wing2.jp/~kaido/gosa3/gosa03.htm

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自転車」カテゴリの記事

コメント

このトンネル行ってみたいかも!
何処にあるんですか?

うんうん、このトンネルは気になります。
こういうところ、走ってみた~い!

ちゃんと証明が付いているんですね。こういう散策も楽しいですよね(^_^)

なんか、出るって言うのが分かるような気がします。京都にも清滝にトンネルがありチビリそうに暗くて・・・

こっこっこれは!
こでらんに~~~!
行ってみたいです。
トンネルと随道の違いってピナ男さんなら知ってそうですね?

なんとなく、片側から掘ったのが随道、両側から掘ったのがトンネル、ってイメージがあるのですが
間違いでしょうか?

きもけんさん
渡辺町松小屋、ヘレナ国際カントリークラブの真東ですよ。
よかったら今度一緒に行きましょう。

103さん
常磐炭鉱が盛んな頃に地元の有志が掘ったと新聞に書いてありました。
情熱たるやすごいですね。
このほかにも自転車の範囲で炭鉱の遺構などがけっこう見れます。

拙ブログひとつ前の記事を見てもらうと、103さんの地元千葉県のお殿様が
藩主の座を捨てて新政府軍と闘った新田峠がすぐ近くにあります。

中原さん
隧道内の照明ですが、民家のお勝手口に付いてるような証明器具で
なんだか「出る」イメージを助長するような気がします。
かえって裸電球の方がそそりますね。

fujibaさん
廃道マニアは多くいらっしゃいますが
隧道マニアもいらっしゃるようで、けっこう参考になるし
ここの隧道もしっかりリストにのっかってました。
fujibaさんのおすすめ隧道も多分載ってるのでは?

ちゃりけんさん
隧道とトンネルですか。
私も気になったので調べてみたら、両者まったく同義語です。
隧道の‘隧’の字が常用漢字からはずれていたためトンネルになったようです。
古い時代のものは隧道の表記、新しいものはトンネルの表記。
それぐらいの違いのようです。
かえって勉強になりました。
ありがとうございました。

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