5月、日差しが強くなり自転車にも最高の季節になりました。
今日は会津若松市内小田山周辺のポタリング。
ここは戊辰の役 鶴ヶ城攻防戦で勝敗のカギを握った重要な場所です。
お城の東方2kmの小田山に新政府軍の大砲がすえつけられ大量の砲弾が城に
撃ち込まれたまさにアキレス腱と言える場所。
葦名氏の墓を過ぎると小田山砲台跡、小田山城址など会津の歴史に欠かすことが
できない史跡が次々と出てきます。
小田山新政府軍砲台跡から見る鶴ヶ城方面
時代は遡るが向羽黒山城ができるまでの山城
観光用に再現したもの
ちょこちょこ読んでやっと読了
「落花は枝に還らずとも」 会津藩士 秋月悌次郎 上下巻。
中村 彰彦作
松平容保、西郷頼母、佐川官兵衛、白虎隊に較べれば地味な名前かもしれない。
しかしこの方すごい方なんですな。
会津藩士ながら昌平坂学問所首席。
今でいえば東大法学部首席卒業くらいなのかな。
とにかく優秀な人なのにまったく威張らないし謙虚そのもの。
地味で出しゃばらず地味な存在だったのに会津藩の運命が分かれる場所で
重要な役割を果たす人物。
たとえば薩摩と会津の同盟(薩会同盟の立役者)。
会津藩公用方としての情報収集。
謎の左遷。
降伏開城式責任者。
藩主の助命嘆願尽力。
自分の命をかえりみず将来の有為な人材教育のため敵方の将に談判したこと。
晩年は教育者の道に進み優れた人格からラフカディオ・ハーンからは
「神のような人」と形容されたこと。
ちなみに、もと白虎隊士で後に東京帝大総長にまでなった山川健次郎はこの人が
いなければ世に出るのは不可能だったのではなかろうか。
山川健次郎は秀才を多く輩出した家老山川家の三男として生れた。
山川 浩は兄、山川捨松は妹。
物語後半、若く優秀なこれからの国家を担っていくであろう若者のために命を賭して
尽力した姿は感動の一言である。
大雪の中を猪苗代から越後まで往復し旧知の敵将に若者の教育を託した姿は
素晴らしい。
しかも猪苗代の謹慎所から無断で外部に出たわけだから斬首されても不思議ではない。
帰り道、雪にうずもれた束松峠での「北越潜行の詩」は痛いほど困難な状況が
伝わってくる。
せつない気持ちがひしひしと。
この束松峠は旧越後街道の一部であるが今は通る人もなく廃道に近いものになっている
らしい。最近建立されたこの「北越潜行の詩」詩碑を今春ぜひ見に行きたい。
自転車でえっちら、おっちら登って行きたいが舗装されてないのでMTBなのかな。
雪解けを待って5月頃決行?予定なので興味がある方はご一緒しましょう。
六か月ぶりのブログ更新。
事情により今は会津若松市の住人である。
半年前と変わったことといえば・・・・
通勤用にと自転車が一台増えた。(モールトンTSR-9)
お土地柄 幕末・戊辰戦争関連の史跡をたくさん回った。
けっこう本を読むようになった。
走りは旅自転車がメインになった。
さっそく歴史関連の記事
会津若松城(鶴ヶ城)の北出丸から北に約300メートルの所に鶴城小学校がある。
現在は改築のためさら地になっているが、改築にともなう発掘調査を市教委がおこない
今回説明会を実施した。
参加者はおよそ50名ぐらいだったでしょうか。
お年寄りがもちろん多かったけれど幅広い年齢層が熱心に説明に聴き入っていた。
ちなみに鶴城小学校はいくつかの会津藩士屋敷跡にできたわけであるが
紹介すると
1200石 小原内記(会津藩家老九家のうちのひとつ)
800石 日向弥志摩(青龍三番足軽隊 中隊頭) いわゆる国境守備隊
250石 竹村助兵衛 300石 石島田覚四郎 360石 原 早太
230石 中沢常左衛門である。
参加者1200名と発表があった2013桧原湖サイクリング。
今年も参加してきました。
なじみの顔がそこかしこに。
心配したお天気はなんとかもってくれました。
緑のトンネルを駆け抜けたのはパールホワイトのスポルティーフ。
今年の相棒です。
曽原湖に到着
まだ旅自転車お約束のライトもないしフロントバッグも買ってないけれど
これからちょっとずつ選んで行く予定です。
会場の方角からは主催者のスピーカーと参加者の喧騒が聞こえてきます。
会場に到着してから悩まされたのが虫刺され。
ブユらしき虫が足元にうようよいる。
七分のタイツだったので肌が露出してるところは間違いなく刺されてかゆいかゆい。
そういえば去年もやられたな。
来年はロングタイツにしよう絶対に。
GWを利用して木製のシャッターを塗装した。
前回から4年経過。
4年なんてあっという間だったな。
とはいうものの、シャッター君は風雨にさらされ少しずつ劣化がすすんでいたのだ。
これ以上ほっとくと木部が駄目になってしまう。
塗料や刷毛などは前回買ったものががそのまま使えたので費用ゼロ。
世の中がGWで浮かれているのに、ひたすら地味なんである。
<使用前>
下地が出てきており放置すれば腐ってくるだろう状態。
一部割れも生じているので一刻も早いメンテが必要だ。
さっ やるよ! グズグズしてらんない!
腕が鳴るぜ
<使用後>
二日間かけて二度塗りしたら元の艶が戻ってきた。
下部は風雨にさらされやすいので三度塗りでもいいぐらいだ。
のべ5時間ぐらいで終了。
このあとは遅れに遅れたRV車のでかいタイヤの交換(なんとスタッドレス履いてたのだ。)
そして庭の雑草とり。
もう疲れました。
なんとも地味でチープで低コストな私のGWがこれで完了した。
やること多くて自転車まったく乗れず。
トホホな休日
風サイクル恒例の春ツーリングに参加してきた。
いわき市夏井川サイクリング公園を出発し、小野町手前の「夏井千本桜」をめで
帰ってくるというもの。
距離は約110km。
約というのはまだ自分のサイクルコンピュータが届いていないため。
TOEI号のが間に合わなかったから同行者に聞いたのだ。
それにしても平均年齢が高いなぁ。
私なんか若造ぐらいのの年齢だ。
それでも同行の皆さんお達者で口もペダリングもたいへん軽やかである。
人に対して思いやりがあるし見習うこと多し。
こよなく自転車を愛する人ばかり。
自分もこんな風に老いていきたいものである。
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